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講師紹介

谷津 裕子Hiroko YATSU

質的看護研究に取り組んでみたい方、現在質的看護研究に取り組むなかで困りごとを抱えている方、質的看護研究の指導や査読についてアドバイスが欲しい方など、質的看護研究に関することでしたらどなたからでもご相談を賜りますので、お気軽にご利用くださいね。

大学業務との兼業のため、サービス提供できる日程が限られております。ご不便をおかけして申し訳ございません。

Profile

現職

宮城大学人間・健康学系看護学群・同大学院看護学研究科 教授
宮城大学大学院看護学研究科 教授
東京都立大学大学院 客員教授
京都大学大学院 非常勤講師
東京慈恵会医科大学医学部看護学科・同大学院医学研究科看護学専攻 非常勤講師

学歴

1991年
日本赤十字看護大学 卒業
1998年
日本赤十字看護大学大学院看護学研究科修士課程修了 修士号(看護学)取得
2001年
日本赤十字看護大学大学院看護学研究科博士後期課程(基礎看護学)修了
博士号(看護学)取得
2007年
ノースカロライナ州立大学看護学部チャペルヒル校 Certificate Program in Qualitative Research: Qualitative Analysis 2 コース修了(9月25~28日)
2008年
ノースカロライナ州立大学看護学部チャペルヒル校 Certificate Program in Qualitative Research: Qualitative Analysis 1 コース修了(6月2~5日)
2009年
ノースカロライナ州立大学看護学部チャペルヒル校 14th Annual Summer Institute in Qualitative Research: Case-Study Research コース修了(7月13~17日)
2017年
グラスゴー大学大学院医療・獣医学・生命科学学科修士課程(動物福祉学)修了
修士号(科学)取得

主要職歴

1991~1994年度
大田原赤十字病院(現・那須赤十字病院)看護師
1994~1996年度
日本赤十字看護大学 助手
2001~2003年度
日本赤十字看護大学・同大学院 講師
2004~2010年度
日本赤十字看護大学・同大学院 准教授
2011~2016年度
日本赤十字看護大学・同大学院看護学研究科 教授
2018〜2022年度
東京慈恵会医科大学・同大学院看護学専攻科 教授
2022年度〜現在
宮城大学人間・健康学系看護学群・同大学院 教授

専門

○母性看護学・助産学
○基礎看護学
○動物福祉学

研究テーマ

看護者の感性、看護のアート、看護科学論、看護哲学、看護理論、質的研究方法の開発、患者安全、女性の健康、医療におけるセクシュアリティとジェンダー、環境の健康、グローバルナーシング、動物倫理、アフォーダンス など

研究業績(2023年12月現在)

谷津 裕子 (Hiroko Yatsu) – マイポータル – researchmap

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題:約37件
主要な書籍等出版物:約30件
主要な査読付論文:約30件
主要なMISC:約140件
主要な講演・口頭発表等:約28件

受賞歴

2002年9月
日本感性工学会大会優秀発表賞(日本感性工学会)
2005年6月
第34回信頼性・保全性シンポジウム奨励報文賞(日本科学技術連盟)

質的看護研究に関する主な書籍

  • 谷津裕子, 石川ふみよ,深谷基裕,大山裕介,永田明,種市ひろみ(監修)(2023). 看護がみえる vol.5 対象の理解(第1版).メディックメディア.
  • Gray, J. R., & Grove, S. K. (2021)/黒田裕子, 逸見功, 佐藤冨美子(監訳) (2023). 第19章 エビデンスの統合とエビデンスに基づく実践のための方略.
  • バーンズ&グローブ看護研究入門―評価・統合・エビデンスの生成(原著第9版). エルゼビア・ジャパン.
    *第12章 質的研究の方法論(pp.253-289)、第24章 研究結果を解釈する(pp.566-579)の翻訳を谷津裕子が担当。
  • Meleis, A. I. (2018)/中木高夫, 北素子, 谷津裕子 (監訳) (2021).
    セオレティカル・ナーシング: 看護理論の開発と進歩(原著第6版). 看護の科学社.
  • 中木高夫, 谷津裕子, 永田明(2018). 質的看護研究の位置づけ. 看護の科学社.
  • 谷津裕子(2015).Start Up 質的看護研究(第2版).学研メディカル秀潤社.
  • Sandelowski, M., 谷津裕子, 江藤裕之(2013).質的研究をめぐる10のキークエスチョン―サンデロウスキー論文に学ぶ.医学書院.
  • 谷津裕子(2013).助産師と研究.青木康子編,助産学概論(pp.119‐143).青海社.
  • 北素子, 谷津裕子(2009).質的研究の実践と評価のためのサブストラクション.医学書院.
  • 谷津裕子(2002).看護のアートにおける表現―熟練助産師のケア実践に基づいて.風間書房.

質的看護研究に関する主な連載

  • 谷津裕子(2023年10月~).谷津裕子のゆっくり研究散歩. NurSHARE. 看護教育のための情報サイト「NurSHARE」| トップ
  • 谷津裕子(2012年4月~2013年3月).テツガクしましょ・看護研究(連載12回). 臨床看護, 38(5)- 39(3).
  • 谷津裕子(2011年4月〜2012年3月).谷津裕子の看護研究と言葉(連載12回).臨床看護, 37(5)- 38(3).
  • 谷津裕子(2008年4月~2010年3月).谷津裕子の質的看護研究(連載24回).月刊ナーシング, 28(4)- 29(3).
  • 谷津裕子(2006年4月~2007年3月).看護のアートをめぐるカフェ・トーク(連載24回).看護学雑誌, 70(4)-71(3).

質的看護研究に関する主な論文

  • 谷津裕子(2023).質的研究論文の書き方−優れた論文の特徴. 思春期学, 41(1), 214-219.
  • 谷津裕子(2023).質的研究の入門(特集I:精神医学、心理学に関係する新しい研究方法の基礎). 精神科, 41(6), 745-751.
  • 谷津裕子(2023).質的研究 第3回:質的研究における数の問題. 母性衛生, 63(4), 学3-11.
  • 谷津裕子(2022).質的研究 第2回:質的研究の方法論と質的記述. 63(2), 学1-9.
  • 谷津裕子(2022).質的研究 第1回:質的研究方法の特徴. 母性衛生, 63(1), 学11- 20.
  • Yatsu, H., Nagayoshi, M., Yamamoto, I., Takatsuka, A., & Uchida, M. (2022). Learning effects of international nursing-related subjects on students: A mixed methods research. Jikeikai Medical Journal, 69(4), 65-74.
  • Shiraishi, N., Yatsu, H., Ogawa, H., & Akechi, T. (2022). Mediating effects of care burden and sense of coherence between patients’ disabilities and siblings’ emotions in psychotic disorders. Psychiatry and Clinical Neurosciences Reports (Open Access).
    https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/pcn5.55
  • 谷津裕子, 児玉久仁子, 永吉美智枝, 濱田真由美, 山下真裕子, 青木紀子, 北素子 (2022). 「慈恵」概念の明確化:Rodgersの進化論的概念分析―明治期以降の社会福祉研究の文献を手がかりに. 東京慈恵会医科大学雑誌, 137(4), 87-101.
  • Yatsu, H., & Saeki, A. (2021). Current trends in global nursing: A scoping review. Nursing Open, 9(3), 1575-1588.
    https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/nop2.938
  • 谷津裕子, 芥川有理, 佐々木美喜, 千葉邦子, 新田真弓, 濱田真由美(2016). 20代女性の出産イメージの特徴.日本助産学会誌, 30(1), 57-67
  • 谷津裕子(2015).看護師の批判的思考を研究に活かすために―日本の質的看護研究における理論の活用可能性.看護研究,48(3), 222-229.
  • 谷津裕子(2014). 質的研究の実施と評価に活かす視点―質的記述的研究に焦点を当てて. 日本助産学会誌, 28(1), 60-63.
  • 谷津裕子, 北素子(2012).質的研究の結果は一般化できないのか?―質的研究における一般化可能性.看護研究,45(4),414-420.
  • 谷津裕子,濱田真由美(2012).質的研究の統合―メタシンセシスに焦点を当てて. 看護研究,45(3), 266-474.
  • 中木高夫, 谷津裕子(2011).質的研究の基礎としての《体験》の意味―Dilthey解釈学の伝統を継ぐドイツ語圏の哲学者の文献検討とその英語・日本語訳の比較から.日本看護研究学会誌,34(5),95-103.
  • 中木高夫, 谷津裕子, 神谷桂(2007).看護学研究論文における「経験」「体験」「生活」の概念分析. 日本赤十字看護大学紀要, 21, 42-54.
  • 吉田みつ子, 川原由佳里, 谷津裕子(2006). ‘アンプルカット’における学生と看護師の知覚と行為—アフォーダンス理論からのアプローチ. 日本赤十字看護大学紀要, 20, 11-20.
  • 谷津裕子(2003). 家族を含めたケアとしての助産師の表現.日本赤十字看護大学紀要, 17, 15-27.
  • 谷津裕子(1999).看護における感性に関する基礎的研究―「看護場面的写真」を鑑賞する看護者の反応の分析―. 日本看護科学学会誌, 19(1), 71-82.
  • 谷津裕子(1996).「自己二重化」芸術論を用いたWatson看護理論の検証. 日本赤十字看護大学紀要, 10, 68-76.

質的看護研究に関する主な連載

  • 谷津裕子(2023年10月~).谷津裕子のゆっくり研究散歩. NurSHARE. 看護教育のための情報サイト「NurSHARE」| トップ
  • 谷津裕子(2012年4月~2013年3月).テツガクしましょ・看護研究(連載12回). 臨床看護, 38(5)- 39(3).
  • 谷津裕子(2011年4月〜2012年3月).谷津裕子の看護研究と言葉(連載12回).臨床看護, 37(5)- 38(3).
  • 谷津裕子(2008年4月~2010年3月).谷津裕子の質的看護研究(連載24回).月刊ナーシング, 28(4)- 29(3).
  • 谷津裕子(2006年4月~2007年3月).看護のアートをめぐるカフェ・トーク(連載24回).看護学雑誌, 70(4)-71(3).