APUAの由来
APUA(アプア)とは、フィンランド語で「援助」を意味する言葉。
「手伝う」「助ける」という意味もあります。
質的看護研究に取り組む方々の「あと一歩」をお手伝いしたい・・・との思いから、私はこの事業に “APUA(アプア)” という名前をつけました。
病棟で質的研究をすることになったけど、
何をどうすれば良いかわからない・・・
看護の大学院で質的研究の
論文作成に取り組んでいるけど、
うまく前に進まない・・・
職場で質的研究の指導をしているけど、
どう助言すると良い?
看護の大学院で質的研究の授業や
ゼミを担当しているけど、
今一つ自信がない・・・
質的看護研究に関するお悩みや困りごと、
ありませんか?
APUAは、そんな
あなたの「あと一歩」をお手伝いする
質的看護研究支援サービスです。
ここでいう「質的看護研究」とは、言葉で表されるデータを収集し分析する “質的なアプローチ” をとる看護研究のことを指します。
質的看護研究に関するお悩みや困りごとがありましたら、APUAにご相談ください。
(当事業は、質的看護研究に関するご相談に対して助言・支援・指導を提供するサービスです。研究の代行を目的としてはおりません。)
APUA(アプア)とは、フィンランド語で「援助」を意味する言葉。
「手伝う」「助ける」という意味もあります。
質的看護研究に取り組む方々の「あと一歩」をお手伝いしたい・・・との思いから、私はこの事業に “APUA(アプア)” という名前をつけました。
現在のステージです。APUA(アプア)の質的看護研究支援サービスは、開業後しばらくの間、発起人(代表:谷津裕子)を中心に運営されます。
私・谷津は、これまで約25年間、複数の大学・大学院に所属し、現在も教員として学生の質的看護研究を数多く指導しています。
研究指導を通して、学生さんの研究能力が高まったり、学生さんが研究に面白さを感じたりする様子から、この仕事にとてもやりがいを感じています。
今回、個人事業として質的看護研究支援サービスを始めることで、大学・大学院の学生さんだけでなくより多くの方々をサポートできると考えました。
事業が軌道に乗ってきたら、看護学の学位取得者をAPUA(アプア)に雇用し、その方々に一定の研修を受けていただいたのち、看護研究支援サービスの提供者となっていただきたいと考えています。 この事業拡大により、看護研究に悩む方々に対する支援の内容や頻度をより充実させることができることでしょう。
この事業拡大はまた、サービス利用者に対してだけでなくサービス提供者にもメリットがあると考えています。
「修士号や博士号を取ったけど、現場に戻ったら研究をしなくなり、結局のところ研究に自信がもてない」という声を耳にします。
せっかく学位を取っても、研究から離れてしまうのはもったいないと思います。
研究能力は研究の経験に伴って高まる面があるため、学位取得後の大学院生には、自他の研究に触れる機会を多く持ってほしいと願っています。
そのような機会を提供する場として、APUA(アプア)が役立つのではないかと考えます。
APUA(アプア)に雇用されるサービス提供者は、看護研究の支援を通して自らの研究指導能力を磨く喜びを感じるとともに、学位取得者にふさわしい報酬を得ることでしょう。
将来的にAPUA(アプア)は、病院に拠点を置くリサーチナースの育成に携わり、看護師主導の臨床看護研究を支援したいと考えています。
米国の病院には看護部主導のリサーチ部門があり、患者中心で質の高い医療の提供や、エビデンスに基づく看護実践の実現に寄与しています。
その中心的役割を担うリサーチナースは、臨床看護実践能力と研究能力を活かしながら、臨床の場で研究に関わる看護師です。
米国では2016年に看護師の専⾨領域の1つとして認定され、日本でも2015年、米国に本部(https://www.iacrn.org)を置く臨床研究看護専門職の組織(JACRN日本支部)が発足しました。
すでに日本のいくつかの病院ではリサーチナース活動が進められていますが、まだ少数にとどまっているのが現状です。
看護を必要とする人々のウェルビーイングの向上や、それによる病院側の利益を追究するためには、より一層、看護師主導の臨床研究が推進され、チームを組織し実行できるリサーチナースが必要だと考えます。
APUA(アプア)を通じて活躍するリサーチナースは、臨床現場における看護の質を適正に評価し、健全な病院経営にインパクトをもたらす存在となることでしょう。